株式会社そうごうでは、自然を大切にし、商品の安全性を高く保つため、
原材料調達から商品配送にいたる全ての工程で、環境に配慮した取り組みを推進します。
環境にやさしい原材料の使用
従来の石油系溶剤を使用したインキを削減して、油分を各種植物油(大豆油、亜麻仁油、米ぬか油など)に置換えた「植物油インキ」の使用を推進しています。印刷インキ工業連合会が制定した『ベジタブルインキマーク』の表示が認められます。
古紙が混入された「再生紙」や、ケナフなど木材パルプ以外の原料から作られた「非木材紙」、そして、ペットボトルのリサイクルにより誕生した「再生PET」など、リサイクル素材の利用を推進し、限りある資源の有効活用に役立てています。
FSC®森林認証紙は、環境に配慮した紙です。環境配慮やSDGsへの取り組みを始めたい企業に対し、企業イメージアップに貢献いたします。
株式会社そうごうは、中核的労働要求事項を尊重し、森林認証に係る労働者の人権を擁護するため、以下の方針を表明します。
・児童労働の禁止
国内法令によって定められている最低年齢に満たない児童を就労させません。
・強制労働の禁止
個人の意思に反して労働を強制することを禁止します。
・雇用及び職業による差別の撤廃
労働者の公正かつ公平な待遇を支援するとともに差別や嫌がらせを撤廃します。
・結社の自由及び団体交渉権の尊重
労使間で円滑な意思疎通を図り結社の自由および団体交渉権を尊重します。
環境にやさしく製造する技術
ハイデルベルグ社製スピードマスターCD102およびSM102に付属した「カットスター」により、巻取紙を自動断裁・給紙・印刷することが可能となりました。巻取紙を使用することにより、用紙のムダを極限まで抑え、限りある資源の有効活用を心がけています。
刷版工程で排出される現像廃液の削減を目的に、「現像廃液削減装置」を導入しました。この装置は減圧蒸留という方法で廃液を濃縮し、産業廃棄物として排出される廃液量はわずか1/8になります。また、残りの7/8は、下水道へ放流が可能な水質で再利用も可能です。
環境への小さな取り組み
印刷会社では毎日たくさんの紙を使います。印刷物を製造する過程では、使わない紙の部分も出てきます。当社では、印刷の各工程で出る紙の分別(リサイクルできる紙とできない紙)を徹底しています。小さなことですが、毎日継続して行なうことが、大きなエコにつながると考えます。
白山から日本海までを一望する手取川沿いに建つ本社敷地内では、「自然と調和するこころ」を育むため豊かな緑を配しています。また池には魚が泳ぎ、その水辺でカモが羽を休めています。豊かな自然は、社員や訪れる方のこころの潤いとなっています。