株式会社そうごうでは、自然を大切にし、商品の安全性を高く保つため、
原材料調達から商品配送にいたる全ての工程で、環境に配慮した取り組みを推進します。
環境にやさしい原材料の使用
従来の石油系溶剤を使用したインキを削減して、油分を各種植物油(大豆油、亜麻仁油、米ぬか油など)に置換えた「植物油インキ」の使用を推進しています。印刷インキ工業連合会が制定した『ベジタブルインキマーク』の表示が認められます。
古紙が混入された「再生紙」や、ケナフなど木材パルプ以外の原料から作られた「非木材紙」、そして、ペットボトルのリサイクルにより誕生した「再生PET」など、リサイクル素材の利用を推進し、限りある資源の有効活用に役立てています。
環境にやさしく製造する技術
ハイデルベルグ社製スピードマスターCD102およびSM102に付属した「カットスター」により、巻取紙を自動断裁・給紙・印刷することが可能となりました。巻取紙を使用することにより、用紙のムダを極限まで抑え、限りある資源の有効活用を心がけています。
刷版工程で排出される現像廃液の削減を目的に、「現像廃液削減装置」を導入しました。この装置は減圧蒸留という方法で廃液を濃縮し、産業廃棄物として排出される廃液量はわずか1/8になります。また、残りの7/8は、下水道へ放流が可能な水質で再利用も可能です。
環境への小さな取り組み
印刷会社では毎日たくさんの紙を使います。印刷物を製造する過程では、使わない紙の部分も出てきます。当社では、印刷の各工程で出る紙の分別(リサイクルできる紙とできない紙)を徹底しています。小さなことですが、毎日継続して行なうことが、大きなエコにつながると考えます。
白山から日本海までを一望する手取川沿いに建つ本社敷地内では、「自然と調和するこころ」を育むため豊かな緑を配しています。また池には魚が泳ぎ、その水辺でカモが羽を休めています。豊かな自然は、社員や訪れる方のこころの潤いとなっています。